【映画】her 世界で一つの彼女
her 世界でひとつの彼女(2014年公開)
2013年製作/126分/PG12/アメリカ
原題:Her
配給:アスミック・エース
☆受賞歴
第71回ゴールデングルーブ賞 最優秀脚本賞 スパイク・ジョーンズ
第86回アカデミー賞 脚本賞 スパイク・ジョーンズ
☆感想
近未来のロサンゼルスを舞台に、人工知能OS「サマンサ」の知的で魅力的な声にひかれ、次第にOSのサマンサに惹かれていく中年バツイチ男性・セオドアの悲喜こもごもを描いた作品です。
今でこそ、SiriやGooglehomeなどAIがある生活が当たり前の世界だが、
この作品を制作したのは、17年前であることに驚きを受けた。
そのため、当時観た印象と今観た印象は大きく異なると思う。
主人公のセオドアが離婚にずっと反対してたり、
OSのサマンサと恋をするところは、現実逃避しているようにしか見えなかった。
ただ、セオドアは「人間」をすごくリアルにうつしていたと思う。
今ではAIとの会話は当たり前の世界だが、制作当時はそんな機能は当たり前でなかった。
というところを加味しながら、鑑賞してみると感慨深く感じるかもしれない。
あと、サマンサ役としてスカーレット・ヨハンソンが声のみの出演をしています!
ちょー驚き笑(もったいない!と思ってるのは私だけではないはず)
ただ、声だけでも力強さやAIとしての意思をすごく感じました。
面白い!と絶賛するほどではないが、一つの物語、一つのジャンルとして鑑賞するのもありかなと思います。
鑑賞方法:J-COM(無料期間中)